Googe Adsenseの法人アカウント、個人アカウントの違い
公開日:2021年1月19日
Googe Adsenseのアカウントの種類である「ビジネス(法人アカウント)」「個人アカウント」の違いについてまとめました。
Googe Adsenseの法人(ビジネス)アカウント、個人アカウントの違い
Googleの公式ヘルプによると、両者での違いは「振込先の違い」などだけで、基本的には同じものとされています。法人だから報酬が変わる、追加の機能があるといったことはありません。
サービスやお支払い方法については、個人アカウントとビジネス アカウントで違いはありません。ビジネス アカウントの場合は会社名に対してお支払いが行われますが、個人用アカウントの場合はアカウントを所有するアプリ開発者様のお支払い受取人の名前宛に支払われます。
AdSense アカウントの種類を確認する | Adsense ヘルプ
ただし、ビジネスアカウントの場合は、
- 法人名義の口座に振り込める
- 他のユーザーを支払いプロファイルに追加できる
- Rapidaによる支払いが可能
という3点が、個人向けアカウントとの違いのようです。
個人アカウントは法人で流用できない
すでに個人アカウントでGoogle Adsenseの収益がある方は、「持っている個人アカウントを法人で流用できないか?」と考えてしまいますが、法人アカウントでないと会社名義の口座への支払いができないと明記されている以上、流用はできないと思って良いでしょう。
決算を経験した方なら誰もが知っていることですが、法人は税制的に売上と売掛金回収の実績を年次決算で税務署に申告する義務がありますので、仮に法人として売上を立てたとしても、会社の口座に入金の実績がないのでは、会計的に売上金の回収ができないので、決算上致命的です。
その意味では、法人としてGoogle Adsenseの売上を立てるのであれば、Google Adsenseのビジネスアカウントは必須です。
個人向けアカウントは法人向けアカウントに変更できない
では、既存の個人アカウントを法人アカウントに変更したいと思うところですが、現在では個人アカウントをビジネスアカウントに変更する方法はなく、「法人アカウントで新規アカウントを取って、取得時にビジネスアカウントにする」という流れが公式の方法になっています。
個人アカウントを法人化する時のGoogle Adsenseの変更方法を完全解説!
Google Adsenseはここ数年でどんどん規制を強くしていっていますので、Google Adsenseを利用するのであれば、Googleの公式の手順をしっかりと踏んだ方が良いでしょう。
Googe Adsenseの法人アカウント、個人アカウントの違いについて見てきました。
Google Adsense側から見た両者の違いは大きくありませんが、法人の場合は法人に、個人の場合は個人にしか入金ができないようになっているため、きちんと区分に合わせたアカウントを取得するようにしましょう。