絶対にやってはいけないGoogle Adsenseの禁止行為まとめ
公開日:2020年12月28日
最悪の場合はGoogle Adsenseのアカウント停止にも繋がる、絶対にやってはいけないGoogle Adsenseの禁止行為をまとめました。
即アカウント停止に繋がる禁止行為
Google Adsenseには様々な禁止行為がありますが、中には即アカウント停止(いわゆるアカウントBan)に繋がる行為があります。
一度アカウントが停止すると、復旧する見込みは限りなく0に近くなるので、絶対にやってはいけません。
自分でGoogle Adsense広告をクリックする
Google Adsenseを初めて使う運営者がやってしまいがちなのが、自分で自分の広告ユニットをクリックすることです。
広告主のURLを調べてみたり、ちゃんと報酬が上がっているのを確認したり、動機はそれぞれあるかと思いますが、自分でクリックするとほぼほぼアカウント停止になります。
ただし、サイトをチェックしているときに「偶然クリックしてしまった」くらいの誤クリックではアカウント停止にならないので安心してください。定期的に・複数回クリックするとほぼ100%アカウント停止になります。
この「自分でクリック禁止」はGoogle Adsenseの禁止行為の中ではかなり厳しいため、広告をクリックするのが他人であったとしても、同様に「自分でクリック」と判定されます。
そのため、一部悪意のあるユーザーがGoogle Adsense広告を頻繁にクリックする「Adsense狩り」という手法も存在してしまっています。
ツール・ボットでPVを水増しする
Google Adsenseはインプレッションに対して報酬を支払う仕組みがあるため、ツール・ボットなどで自分のサイトを閲覧したように見せかけて、実際にはユーザーが見ていないPVを増やすことは禁止行為です。
ツールやボットには一定の行動法則があるため、Googleの高性能な検知アルゴリズムを欺くことはほぼほぼ不可能です。
意図しない・偶発的なクリックを誘導する
「ダウンロード」「続きを見る」などのボタンをクリックすると、広告ユニットをクリックしたことにしたり、広告をクリックしないと続きが見れないようにするような手法です。中には、CSSのレイヤーでGoogle Adsenseの広告しかクリック出来ない様にするサイトもありました。
かつては多くあった手法ですが、現在はかなり撲滅されてきています。普通に運営している限りはまず抵触しない禁止行為です。
Google Adsenseの報酬を公開する
これもGoogle Adsenseを初心者がやってしまいがちな禁止行為で、Google Adsenseの収益額やCPCやインプレッション報酬などの具体的な数字を公開することは禁止されています。これは、Google Adsense規約で禁止されている「Google機密情報の開示」に当たるからです。
初心者の方がよくやってしまうのが、Google Adsenseの管理画面のスクリーンショットを公開してしまうパターン。これは報酬額やCPC、インプレッション報酬の公開に当たるので、バレてしまうとアカウント停止になります。
ただし、Google Adsenseの規約では「Googleによる”支払総額”を正確に開示すること」は許可されているので、Googleから実際に受け取った確定報酬額については公開可能です。報酬額wp写真やスクリーンショットを見せる際は、銀行の入金記録など「確実にGoogleから受け取った」と証明できる画像にするようにしましょう。
アカウントが無効になる可能性が高い行為
すぐにアカウント停止になることはないですが、一時的に停止になることが多いのがコンテンツ周りの禁止行為です。
ポルノ・アダルトなどの成人向けコンテンツ
Google Adsenseではポルノ・アダルトなどの成人向けコンテンツへの広告配信を禁止しています。ここは「どこまでが成人向けコンテンツになるのか?」というかなり繊細なところなのですが、”一般常識内での成人向けコンテンツ”を意識していれば基本的には問題ありません。
また、Google Adsense側で「成人向けコンテンツあり」と判定された場合でも、アカウントが停止になる前に、Google Adsense側から通告がくるのが通常なので、修正すれば再開されることもあります。
ユーザーが作成したコンテンツ
Google Adsenseの禁止行為の中でもとりわけ曖昧なのがこの「ユーザーが作成したコンテンツ」です
対象となるユーザーが作成したコンテンツは、
- コメント
- 投稿画像・動画
- プロフィール
など多岐に渡ります。
ユーザーが作成したコンテンツにGoogle Adsenseの広告を掲載すると「即時アカウント停止になる」という訳ではないですが、「ユーザーが作成したコンテンツ = 運営者が管理できないコンテンツ」というのがGoogle Adsenseとしての主な見解のようです。
サイト運営者様が指示し、その管理下で直接作成されるコンテンツと異なり、ユーザー作成コンテンツはユーザーが独自に作成して、サイト運営者様のサイトやアプリに投稿します。残念ながら、すべてのインターネット ユーザーが礼儀正しく、マナーをわきまえているとは限りません。どのようなコンテンツが投稿されるかわからないので、サイト運営者様は、投稿内容が AdSense のプログラム ポリシーに準拠しているかどうかを確認する必要があります。
ユーザー作成コンテンツについて | Google Adsenseサポート
このサポート文章を読む限り、ブログのコメントや、ユーザーの写真投稿などのあるページにGoogle Adsense広告を掲載しても問題はないですが、「ユーザーの投稿コンテンツを、運営者作成のコンテンツと同じように管理すること」が求められます。
著作権侵害など違法なコンテンツ
これもありがちなGoogle Adsenseの違反行為で、違法ダウンロードだけに留まらず、芸能人の写真(肖像権の侵害)や漫画や雑誌のスクリーンショット公開(著作権の侵害)などもこれに当たります。
「ネットに公開されている画像だから・・・」と画像をコピーして自サイトで公開したりすると、アカウント停止に繋がるだけでなく、権利者から訴えられる可能性もあるため、十分に注意する必要があります。
写真・画像・動画を利用する際は、利用元の許諾をしっかりと得るのが最低限の利用条件であると覚えておきましょう。