アフィリエイトの成果キャンセルとの付き合い方・下げ方
公開日:2021年2月22日
アフィリエイト広告を掲載していると、どうしても避けられないのが成果キャンセル。今回は、成果キャンセルとの付き合い方や下げ方についてまとめました。
アフィリエイトではキャンセルは避けられない
かつては100%承認というプログラムも存在しましたが、現在ではアフィリエイトにおいては、成果実績に合わせてキャンセルをするのが通常です。その意味では、アフィリエイト広告で収益を得るのであれば、成果キャンセルは避けられず、成果キャンセルとつまく付き合っていく必要があります。
キャンセルを生まない送客を心がける
アフィリエイトで成果キャンセルが発生する場合は、
- 広告主のキャンセル・ルールに抵触する
- ユーザー側が注文・契約をキャンセルした
の二つが大きな理由です。
広告主のキャンセル・ルールについては、ASPの契約詳細画面に記載されているので、必ずチェックしましょう。多くが、「虚偽申し込み」「重複申し込み」などの一般的なものですが、「x日以内の来店」「x日以内にxx円以上の契約」などの厳しい条件がある場合もあるので注意しましょう。
また、ユーザー側が注文・契約をキャンセルする場合については、ユーザーが「思っていたものと違う」となった際に発生することが多くなります。
その意味では、ユーザーに誤解を生むような表現や送客方法を避けるのが大事です。
キャンセルを想定して収益を見込む
アフィリエイトでは成果キャンセルを0にすることは難しく、そこに労力をかけるよりも「キャンセルを想定して成果を積む」というのが一般的な成果キャンセルの対処方法です。
例えば、成果報酬・1,000円の広告でキャンセル率が30%くらいの案件であれば、3件の成果で2,000円の報酬が見込めます。この案件で月間10,000円の報酬を得たいと考えるなら、14件の成果をあげれるのを目標にします。
広告主と特単交渉する
成果が一定期間・一定数あると、広告主と特単交渉が出来るケースがあります。特単交渉では単価アップをするのが通常ですが、承認率の交渉も可能です。
例えば、「単価のアップは2%で良いから、承認率を80%にしてほしい」と言った形で交渉が出来ます。この時の承認率は、直近数ヶ月の承認実績より少し良いくらいで交渉すると良いでしょう。間違っても、直近実績がキャンセル率が50%なのに承認率100%を求めるようなことはしないようにしましょう。
アフィリエイトの成果キャンセルは、アフィリエイトをやる以上ずっと付き合っていくことになります。キャンセル率を低くすることで、収益を大きくすることも可能なので、今回挙げた例を参考に、キャンセル率を下げる施策を試してみてください。