Google Adsenseの広告設置レイアウトの探し方
公開日:2020年11月13日
収益を最大化する、Google Adsenseの広告設置レイアウトの探し方をまとめました。広告レイアウトを変更する際に注目すべきポイントや、レイアウトを変更した際に注意するべきポイントも。
サイトにあったレイアウトの探し方
同じジャンルの大手メディアの広告レイアウトを参考にする
ネットには「オススメのGoogle Adsenseの貼り方」「収益が倍になるAdsenseレイアウト」といった情報が溢れていますが、一番お手本になるのは同じジャンルの大手メディアサイトの広告レイアウトです。
大手メディアはいわば成功者ですし、たくさんの担当が日々試行錯誤をして収益を高めているのですから、中小メディアが及ばないくらいのノウハウがあります。
サイトをみるだけでその一部をお手本に出来るのですから、よくわからない人がどんな実績データを基に割り出したのか不明な変なノウハウに頼るよりも、月間100万UUを超えるような大手メディアの広告レイアウトを参考にした方が、圧倒的に成功への近道です。
ライバルサイトを参考にする
もし、同じジャンルに大手メディアがないのであれば、ライバルサイトのGoogle Adsenseの貼り方を参考にしてみましょう。
この時、Similarwebなどで相当月間UUも同時に調べておくと、どれくらいの規模なのかがわかるのでオススメです。
ライバルサイトが中小規模なのであれば、広告レイアウトが洗練されていない可能性もあるので、あくまで参考程度にしましょう。
大事なのはベンチマーク
より収益が上がるGoogle Adsenseの広告設置レイアウトを探す上で一番大事なのは、しっかりとベンチマークを取ることです。
大手サイトなどを参考にレイアウトを変えたら、
- 変更前後でのCTRの変化
- 変更前後でのCPCの変化
この二つについては、上がったのか下がったのかをしっかりとベンチマークしましょう。比較期間は最低でも1週間、出来れば1ヶ月くらいで比較すると良いでしょう。
出来ればサイト単位でなく、広告単位で数値をトラッキングしましょう。どの広告がどれくらい変化したかで、サイトにおける広告レイアウトの良し悪しが見えてきます。
Google Adsenseでの収益を欲張りすぎないのも大事
Google Adsenseは、Google側がコンテンツやサイトの規模に合わせて自動で広告を選んでくれるため、どんなにレイアウトを工夫しても伸びに限界がある広告でもあります。
例えば、Google AdsenseはGoogle Adwordsに出稿している広告主がメインですので、出稿している広告主が少ないジャンルでは、どんなにレイアウトを頑張ったところで収益を伸ばすのには限界があります。
レイアウトも大事ですが、レイアウトに時間をかけるくらいなら、サイトのPVを伸ばすコンテンツ作成などに時間を割いたほうが、結果的にGoogle Adsenseの収益をあげる近道になることもあります。
Google Adsenseの広告設置レイアウトの探し方をみてきました。
かつてはレイアウト配置などで収益がグッと変わることも多かったGoogle Adsenseですが、最近では広告の最適化や「ユーザーのバナー慣れ」でそこまで大きな影響がなくなってきているのが現状です。
広告の最適化はメディアにとって重要な作業ですが、そればかりに注力しすぎないようにしましょう。