Google Adsenseのホスト パートナー ウェブサイトとは?
公開日:2021年1月26日
Google Adsenseのホスト パートナー ウェブサイトとは何か。通常のAdsenseサイトと何が違うのかをまとめました。
Google Adsenseの収益を分配できる「ホスト パートナー ウェブサイト」
Google Adsenseのホスト パートナー ウェブサイトとは、「自ドメイン上のGoogle Adsense広告収益を、他人のAdsenseアカウントに分配できる」サービスのことです。
有名どころでは、GoogleのYoutube、BloggerなどがGoogle Adsenseのホスト パートナー ウェブサイトです。Youtubeで収益化をしている方は、知らずのうちにGoogle Adsenseのホスト パートナー ウェブサイトを利用していることになります。
本来は、Google Adsenseで収益を受けるためには「ドメインごとの審査」が必要です。例えば、Youtubeの広告はGoogle Adsenseですが、youtube.comはGoogleの所有しているドメインなので、チャンネル所有者は審査を受けることが出来ません。
ここで登場するのがGoogle Adsenseのホスト パートナーという仕組みです。Youtube自体がGoogle Adsenseのホスト パートナーなので、ユーザーはyoutube.comのドメイン審査をしないでも、自分のYoutubeチャンネルでGoogle Adsenseの収益を受け取ることが出来るというわけです。
Google Adsenseのホスト パートナーの場合は、1つのAdsenseドメイン(この場合はyoutube.com)に対して、複数のGoogle Adsenseアカウントがぶら下がっている状態になります。
Google Adsenseのホスト パートナーを利用していると、自分のGoogle Adsenseのアカウントの設定画面の「第三者」に、利用しているサービスが表示されるようになります。
Google以外のホスト パートナー ウェブサイト
Google Adsensのホスト パートナー ウェブサイトには、Googleのサービス以外ではHubpages、Kongregateなどがあります。
ユーザー投稿型のサービスではあまり広告型ビジネスモデルが少なく、課金モデルが主流なためか、Google Adsensのホスト パートナー ウェブサイトはあまり多くありません。
自ドメインでAdsenseを掲載するのは「非ホスト パートナー ウェブサイト」
自ドメインでAdsenseを掲載する通常の方法のサイトは「非ホスト パートナー ウェブサイト」と呼ばれます。
この方法は、1つのAdsenseドメインに対して、1つのAdsenseアカウントが1:1で紐付きます。
Google Adsenseのホスト パートナー ウェブサイトについて見てきました。
通常のサイト運営者であれば特別に気にする必要がない仕組みですが、パブリッシングサービスを運営している場合は、広告収益をクリエーターと分配する有益な仕組みなので、取り組んでみる価値はあるでしょう。