アフィリエイト違う？Google Adsenseの良いところ・微妙なところ

Google Adsenseとアフィリエイトの違い

まずは、Google Adsenseとアフィリエイトの違いを見ていきましょう。

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	広告単価	成果対象	広告管理	広告のリンク切れ
Google Adsense	低い	クリック、表示	自動	なし
アフィリエイト広告	高い	クリック、購入、契約など	手動	あり

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主な違いは、Google Adsenseが「クリック」「表示（インプレッション）」で成果としているのに対して、アフィリエイトはクリックが成果になる案件もありますが基本は「購入」「契約」などのゴールに成果が設定されている点です。

つまりGoogle Adsenseの方が成果が一つ前の段階（バナーを見た、クリックした）なので、成果が上がりやすくなります。一方で、アフィリエイトは購入、契約など広告主側のゴールが成果地点なので成果が遠く、成果が上がるまで時間がかかりますが、その分報酬が高くなります。

また、「広告管理が自動」で「広告のリンク切れがない」というのはGoogle Adsenseの大きな強み。

こうしてみると両者の違いは「自動・手動広告」「成果地点の近さ」と「広告単価」であると言えるでしょう。

Google Adsenseの良いところ

貼るだけメンテナンスフリー

Google Adsenseは、ページ内の好きなところに広告タグを貼る（イメージ的にはGoogleにそのスペースを渡す）だけで自動でGoogleが広告を配信してくれます。

アフィリエイトの場合は、「自分で広告を選んで、ページに貼って、リンクが切れたら削除して」という手間がありますが、Google Adsense広告は自動配信でリンク切れを起こす可能性は0なので、完全にメンテナンスフリーで運用できます。

成果がすぐに出る

先ほど違いで見てきた通り、Google Adsenseはアフィリエイトよりも成果地点が前にあるので、比較的すぐに成果が出ます。

バナークリックなので大きな金額ではないですが、数十円でもしっかりと成果が上がるのは、サイト運営をする上で大きなモチベーションになります。

継続した安定収益源になる

サイトの規模が一定のアクセスを超えると、Google Adsenseの収益はPVに比例してくるので、PVが落ちない限りは継続した安定収益源となってくれます。バナー位置の調整などでCTRを改善すれば、PVがそのままでも収益をあげることも可能です。

一方で、アフィリエイト広告の場合は、その広告主がアフィリエイト広告に出稿しなくなると、収益は0になる危険性があります。Google Adsenseは広告主が膨大なので、0になるリスクはかなり低いと言えます。

収益の見立てが出来る

収益が安定化するということは、収益の見立てが出来るということです。収益の見立てはビジネスでは根幹の重要な部分になりますし、個人で運営している場合は大きなモチベシーションになります。

アフィリエイトのように大きく伸ばすことは難しい反面、ベーシックな収入として期待が出来るのがGoogle Adsenseの大きなメリットと言えるでしょう。

Google Adsenseの微妙なところ

広告を選べない

Google Adsenseは全て自動広告なので、「広告主の掲載禁止」は指定出来ても、表示する広告主を選ぶことは出来ません。ですので、同じ広告を貼るにしても、アフィリエイト広告を貼っておいた方が収益が高かったというケースも当然有り得ます。

この辺りは、安定した収益を取るか、しっかりと広告管理をして最適化をするかというサイト運営上のポリシーに合わせて決めると良いでしょう。

単体で十分な収益をあげるのが厳しい

Google Adsenseの収益は、1PVあたり0.1〜0.5円から程度とも言われているので、単純にPVの1/10から半分くらいが月収の目安です。

となると、お小遣い程度なら数万PVでも稼げますが、生活費を稼ぐレベルなら月間100万PVクラスのサイトでないと厳しいということになります。月間100万PVクラスのサイトというのは簡単に作れるものではないでしょう。

一方で、アフィリエイトであれば広告最適化で数万PVのサイトでも10万円以上の収益をあげることも可能です。その意味では、大きく収益をあげるのであればアフィリエイトの方が向いていると言えるでしょう。

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Google Adsenseの良いところ・微妙なところを、アフィリエイト広告と比較してみてきました。

「簡単」「安定」「メンテフリー」というメリットがある一方で、大きく収益をあげるのが難しいのがGoogle Adsense。これからサイトの収益化を考えている方は、参考にしてみてください。