安定しているアフィリエイト広告主の探し方
公開日:2020年12月22日
アフィリエイトの収益を安定させる必須条件とも言えるのが、安定しているアフィリエイト広告主の広告を掲載することです。今回は、安定しているアフィリエイト広告主の探し方をまとめました。
安定しているアフィリエイト広告主の探し方
昔からアフィリエイトにあるジャンル
アフィリエイトの初期の頃からあるジャンルの広告主は、アフィリエイト経由の販売・契約が定着しているため、安定した広告主です。ジャンルでいうと、PC通販、クレジットカード、レンタルサーバー、健康食品などがこれに当たります。
これらのカテゴリは、長い間アフィリエイト広告に出稿されているため安定していますが、逆にメディア同士での競合はかなり厳しくなります。
上場企業が運営している
アフィリエイト広告は、広告主の広告予算で運営されていますので、会社の規模が大きいほど、広告費が大きくなり、安定する傾向にあります。その意味では、会社の規模が大きい上場企業が広告主の場合は、比較的安定します。
予算枠の大きい広告主は、キャンペーンなどで期間限定の特別報酬を設定することが多く、比較的探しやすいのもメリットです。
また、上場企業、特に東証一部に上場している企業はネームバリューもあるため、広告を見るユーザーから見ても安心できるというメリットがあります。
長く広告出稿している
長い間アフィリエイト広告に出稿している広告主は、ビジネスの売上スキームにアフィリエイトがうまく組み込まれていることが多いため、広告主の規模に関わらず安定しています。
大企業の広告は探しやすいですが、中小企業で安定している広告主を探すのは意外と難しいので、ASPの担当者に相談すると良いでしょう。
安定しているアフィリエイト広告を掲載するメリット
いきなり掲載終了にならない
アフィリエイト広告として安定しているということは、それだけ広告費をかけられるという意味ですから、広告主の売上が安定しているはずです。
売上が安定していれば、いきなり掲載終了になったり、単価が急に下がったりというリスクがかなり軽減されます。
特単がもらえる可能性が高い
安定しているアフィリエイト広告主は予算枠が大きいことが多いので、交渉次第で特単をもらえる可能性が高くなります。
特単をもらえるだけのメリットを運営者側として出す必要はもちろんがありますが、それでも他の広告主よりも交渉はしやすいでしょう。
安定しているアフィリエイト広告を掲載するデメリット
競合が強く新規参入が難しい
安定しているアフィリエイト広告を掲載する最大のデメリットはここです。長く運営されていて、広告予算も大きいため、競合の強力な運営者と確実にバッティングします。
特にSEOから流入でアフィリエイト広告を掲載する場合は、主だったキーワードの検索上位はほぼ固まってしまっているので、サイトにかなりの独自性がないと「せっかくチャレンジしたのに不発に終わった」ということになります。
新しい集客が難しい
安定している広告主の場合、すでに集客の刈り取りが概ね完了しているケースも多く、キーワード需要がある割に新規ユーザーの集客が難しいことがあります。
ただし、こうしたケースでも「乗り換え」などの需要を開拓することで新たな集客が出来ることもあるので、工夫が必要というイメージでしょうか。
ジャンルによっては安定しない可能性も
長くアフィリエイトに出稿されている安定的なジャンルでも、広告主によっては安定しない可能性もあります。例えば、高額報酬アフィリエイトの定番である脱毛ジャンルは、ジャンル全体では安定していますが、新規の広告主の入れ替わりが比較的激しいジャンルでもあります。
安定している大手企業の広告はすでに独占されていますので、新規広告主が狙い目になりますが、企業が持たず統廃合されたり、広告出稿を終了したりすることも頻繁にあるので、このあたりはリスクがあります。
安定しているアフィリエイト広告主の探し方を見てきました。
安定している広告主は、注意深く見ていけば管理画面からでも十分に見つけることが可能です。もし、安定してそうな広告主をうまく探せなかったら、プロであるASPの担当者に聞いてみるのがベストです。