アクセスが少ないサイトに広告が不要な5つの理由
公開日:2021年1月13日
サイトを立ち上げたら早く収益化したい気持ちになりますが、アクセスが少ないサイトに広告が不要です。その理由をピックアップしました。
Google Adsenseはそもそも審査に通らない
Google Adsenseは、現在はサイトごとの審査制になっているため、アクセスが少ないサイトの場合はまず審査に通りません。
ネットの記事では「記事数が10記事以上あればOK」などの情報がありますが、記事数が300記事以上、PVが月間1万PV以上のサイトでも審査に落ちることがあるので、アクセス数が少ないサイトはより審査に通過するのは厳しいでしょう。
規模が大きくなればすぐに審査は通るので、どうやったらGoogle Adsenseの審査を通過できるかを調べる時間で、サイトにオリジナルコンテンツを追加させる方が近道です。
情報が少ないとSEOが弱くなる可能性がある
よく「アフィリエイトサイトはSEOに弱い」と言われますが、Googleはアフィリエイトを否定している訳ではありません。公式のドキュメントでも言及されています。
アフィリエイト プログラム | 上級者向け SEO | Google
上記のドキュメントによると、
内容の薄いアフィリエイトの例:
商品アフィリエイト リンクを含むページで、商品の説明とレビューを元の販売者から直接コピーし、独自のコンテンツや付加価値を加えることなくそのまま掲載しているもの。 サイトの大部分がアフィリエーションで構成され、独自のコンテンツやユーザーへの付加価値がごくわずかしか含まれていない商品アフィリエーションのページ。
ということですから、「サイトのアクセスが少ない = Googleが付加価値のある情報ではない」とい認識している段階から、アフィリエイト広告をバシバシ入れると、アフィリエイトの比率が上がってSEO的に逆効果になる可能性があります。
母数が少ないとそもそも成果が上がらない
Webの広告の報酬は「表示回数 x CTR x 単価」で決まりますので、母数となる表示回数、表示するためのアクセスが少ないと、そもそも成果が上がる確率は極めて低くなります。
確率が低いのに「どの広告が良いのか」「どのレイアウトが良いのか」と悩んでいても仕方がありません。まずはアクセスを増やすところに注力しましょう。
成果が少ないと特単はもらえない
Web広告の中でも高額な報酬がもらえるアフィリエイト広告で、より収入を増やすことができるのが特単です。特単をもらうことで、アクセス数はそのままで広告収入を一気に倍にすることも可能です。
しかし、よっぽど他のサイトで成果を上げている方でもない限り、広告主はアクセスの少ないサイトには特単をくれません。特単がもらえなければ、母数を増やさないことには収入は増えませんから、結局アクセスを増やすための作業が必要になります。
どのページが人気になるのかわからない
サイト運営者としては「どのページも価値がある」と思ってコンテンツを作成している訳ですが、どのページが人気になるかは実際にアップして時間が経たないとわかりません。意外なページがアクセスが多かったり、力を入れたコンテンツが狙ってたキーワードでSEOの上位が取れず、アクセスが集まらないというのはよくあることです。
特にアフィリエイト広告はランディングしたページに最適な広告を選ぶのが大事ですので、「アクセスのあるコンテンツに広告を入れる」のが重要です。アクセスがないページに、アレコレ考えて広告を入れても、「効果があるのかないのかすら」わかりません。
アクセスが少ないサイトに広告が不要な5つの理由を見てきました。
広告審査を通過したり、広告を選んだりする作業は意外と手間がかかるので、サクセスの少ないサイトでは「まずはサイトを成長させる」というのを覚えておきましょう。