中小規模のアフィリエイト広告主の選び方とメリット・デメリット
公開日:2021年1月21日
大企業の広告よりも競合が少なく、掲載がしやすい中小規模のアフィリエイト広告主。その選び方と掲載するメリット・デメリットについてまとめました。
中小規模のアフィリエイト広告主の探し方
ジャンルから選ぶのがオススメ
アフィリエイトの広告主は大半が中小規模の広告主です。ですので、ジャンルごとに広告を探して、大企業ではない広告主だったら、そこに注目してメディア戦略を練ると良いでしょう。
中小規模の広告主の場合、ブランド力ではなく商品やサービスの内容で勝負することになるので、メディアの力が必要となるため、ブランドキーワードなくカテゴリなどのキーワードで攻めた方がCVRが高くなります。
メディア露出の多い広告主を選ぶ
ベンチャー企業などでは、中小規模の企業でも積極的にマス広告などでメディア露出をさせている広告主がたくさんあります。
そうした企業はこれから伸びていく企業なので、いち早く掲載をして成果をあげるフローを組み上げていくと長く収益を得ることが出来ます。
中小規模のアフィリエイト広告主を広告掲載するメリット
競合が少ないことが多い
収益が安定していてニーズもある広告主・ジャンルはどうしても競合が多く、中々成果に繋がらないことがありますが、中小規模の広告主は出稿している企業の数も多いため、競合が分散する傾向にあります。
有名どころの広告主の広告掲載でうまくいかなかった方は、あえて中小規模の広告主に絞って掲載するのもアリでしょう。
単価が高いことがある
中小規模の広告主は、より多くのメディア側に掲載してもらうために単価を高くしているケースがよくあります。
知名度が少なくCVRが多少低くても、競合が少なくて報酬単価が高い場合は、大企業の広告主の広告よよりも収益が上になることもよくあることです。
審査が通りやすい
大企業の広告主だと、どうしてもブランドイメージの毀損を回避するために、中小規模のメディアを審査で振るい落とすケースが多くなります。
一方で、掲載数が必要な中小規模の広告主の場合は、審査が比較的ゆるく、ジャンルによっては審査がないことが多くなります。
アフィリエイト初心者の方は、審査が一つの壁だったりするので、審査が通りやすい中小規模の広告主から始めるはアリです。
中小規模のアフィリエイト広告主を広告掲載するデメリット
いきなり終了する可能性が高い
中小規模の広告主の場合、大企業と比べて広告予算が少ないため、成果が上がらないとすぐに撤退してしまうケースがよくあります。
大企業の場合は、「広告終了」というお知らせが来ても、「ASPが変わっただけだった」というケースがほとんどですが、中小規模の場合は、広告主側が撤退を決めたらそのままアフィリエイト広告終了のケースがあるので、広告を掲載するメディアにとってはリスクになり得ます。
知名度が低いとCVRが低くなる
中小規模の広告主の場合は、ユーザー側から見たら知名度が低いことが多いため、どうしてもCVRが低くなりがちです。
逆に言えば、ここはメディアの腕の見せ所とも言えるので、集客からコンバージョンまでの戦略をしっかりとを考えて掲載する必要があります。
中小規模のアフィリエイト広告主の選び方とメリット・デメリットについて見てきました。
競合が少なかったり、報酬が高かったりとメリットもかなり大きいのですが、撤退リスクがあったり、メディア力が必要だったりと難易度が高い側面もあります。
中小規模のアフィリエイト広告主を選ぶ際は、リスクや収益のバランスを見ながら、上手に広告を掲載を進めていきましょう。