アフィリエイトとGoogle Adsenseを併用する時の広告の貼り方
公開日:2020年11月26日
サイト・アプリでの広告手法で王道のアフィリエイトとGoogle Adsenseを併用する時の広告の貼り方のコツや、意識したいことをまとめました。
性質の違うアフィリエイトとGoogle Adsenseは配置方法が違う
センテンスにマッチするアフィリエイト
アフィリエイト広告は、コンテンツの中でも「センテンス」と相性が良い広告です。
ページのコンテンツは文脈で構成されます。よくあるコンテンツの構成では、
- 導入
- 序論
- 本論
- 結論
という流れです。
例えば、複数の商品を紹介するコンテンツで、Aという商品の良さを書いているセンテンスにアフィリエイトリンクを貼っておくと、ユーザーの「もっと商品ついて知りたい」という要望を満たせるため、CTRがグッと上がります。そのページが商品自体を紹介しているのであれば、結論の後にアフィリエイトリンクを貼ることでCTRを高めることが出来ます。
ページマッチするGoogle Adsense
一方で、Google Adsenseはメインとなるのがディスプレイ広告ですので、センテンスの中に置くとコンテンツを読んでいるユーザーからすると邪魔な存在になってしまいます。ですので、Google Adsenseの場合は、ページの中に溶け込むように配置することが大事です。
Google Adsenseを配置する場所として最適なのは、ページのサブカラムやコンテンツの前後となります。特に、コンテンツの読了率が高いサイトではコンテンツの最後に貼るとCTRが高くなります。
上手なアフィリエイトとGoogle Adsenseの貼り方
広告の量に配慮しよう
アフィリエイトとGoogle Adsenseの両方を配置するとなると、ページの中で広告の量が自然と増えてしまいます。
ユーザーは広告を見るためにページに訪問しているわけではありませんので、コンテンツの邪魔にならないように広告の量には配慮しましょう。
かつては「広告の数が多ければ多いほどクリックされる確率が高くなる」と言われていましたが、現在ではユーザーも「どれが広告でどこによくあるのか」というのを知っていますので、量で畳み掛ける方法は得策とは言えません。
広告の種類を工夫しよう
ユーザーは広告が好きではありません。ですので、なるべく「広告が多い」と思われない方がサイトに対する印象がよくなります。ユーザーに広告の存在を意識しないようにしてもらうためにも、広告の種類を工夫しましょう。
例えば、Google Adsenseでディスプレイ広告を3つ配置しているなら、アフィリエイトリンクはテキストリンクにすると「広告感」を減らすことが出来ます。
もしアフィリエイトの特単などでディスプレイ広告の配置が指定されている場合は、Google Adsenseの広告数を減らすか、リンクユニットなどのテキストベースの広告ユニットに変更しましょう。
コンテンツ中には広告をなるべく排除しよう
ユーザーはPCやスマホでスクロールをしてコンテンツを消費します。Webサイトの場合特に、その傾向が顕著です。ユーザーがスクロールをするのは「この先の情報が見たい(読みたい)」からなので、スクロールして広告が出てくるとユーザーには不快そのものです。
ですので、コンテンツ中の広告は、アフィリエイトのテキストリンク広告程度にして、なるべく広告を排除するようにしましょう。ユーザーがコンテンツを消費するのを邪魔しても広告のCTRは上がりません。
欲しい時に欲しい広告を出すのが大事
ユーザーは広告が嫌いですが、欲しい時に欲しい広告が出てくれば「クリックしたい」という欲望に勝てません。
また、ユーザーからするとクリックしてページを移動するということは「良い情報が出てくるかわからない」というリスクを伴うものですので、コンテンツを消費するユーザーにとってリスクが少ない状況を演出してあげることで、広告へのハードルをさらに下げることが出来ます。
「広告はタイミングによって良いコンテンツになる」ということを押さえておきましょう。
アフィリエイトとGoogle Adsense併用する時の広告の貼り方を見てきました。
広告の貼り方に答えはありませんので、色々な配置や広告を試して、より効果が出る方法を編み出してみてください。