Google AdsenseでCTRを高める方法
公開日:2020年11月19日
Google AdsenseでCTRを高める方法をまとめました。レイアウトなどのすぐに実践が出来るものから、コンテンツや集客などの長期戦略が必要なものまで、幅広くピックアップしています。
レイアウト・広告種類を調整してCTRを改善
目につくところに広告を配置する
Google Adsenseに限らず、広告はユーザーに見られて初めてクリックの可能性が出てきます。見られなくては絶対にクリックはされないので、まずは目に付くところに広告を配置しましょう。
広告がしっかりと見られているかは、Google Adsenseのレポートから「アクティブ ビュー視認可能率」で確認できます。
広告サイズを大きくする
目に付くところと同じですが、広告が広告としてしっかり見えるサイズの広告ユニットにすることも大事です。
ただし、最近はスマホから閲覧するユーザーが増えてきたので、大きすぎる・多すぎる広告は画面を専有して嫌われます。コンテンツの邪魔にならない範囲で、しっかりと見てもらえるサイズの広告ユニットを選びましょう。
記事後など表示タイミングを調整する
当然ですが、ユーザーがサイトに訪問する理由は「広告をクリックするため」ではありません。そのことをしっかりと意識して、「ユーザーがページに満足したタイミング」で広告が表示されるように配置を工夫しましょう。
その意味では、「関連コンテンツユニット」を使うのがベストです。
平均視認可能時間を高める
広告が表示されたとしても、スクロールでスルーされてしまってはクリックされる可能性は極めて低くなります。その意味でも、広告ユニットは「なるべく長く見てもらう」ことが大事です。
どれくらい広告を見てもらえたかどうかは、レポートの「平均視認可能時間」で確認できます。関連記事や、記事中などなるべく長く広告を見てもらう工夫をして、平均視認可能時間が長くするようにしましょう。
CTRの低い広告ユニットを外す
これは諸刃の剣でもありますが、CTRが著しく低い広告ユニットを外せばサイト全体のCTRは高くなります。
CTRの低い広告ユニットがあまり収益をあげていないならすぐに削除できますが、CTRが低くても地味に収益がある広告ユニットを外すのは勇気がいります。
その時は、ABテストなどを実施して、広告を外すことで他にポジティブな要因があるかをチェックすると良いでしょう。場合によっては、他の広告ユニットがクリックされるようになってCTRが上がる可能性があります。
コンテンツや集客を調整してCTRを改善
広告表示もれを防ぐ
Google Adsenseは、ページの内容に対してマッチした広告を配信するアドネットワークですので、マッチした広告がない場合は広告は配信されません。広告が配信されなければクリックは0ですので、CTRを高めるためにも広告がしっかり配信されるようにしましょう。
広告が配信されているかはレポートの「カバレッジ」で確認できます。問題なければ数値はほぼ100%になるはずです。
集客キーワードを「購入・契約に近いキーワード」にする
ユーザーが広告をクリックしやすいのはコンテンツ内容が「欲しい」と思える時です。その意味では、サイトの集客キーワードを購入や契約に近いものにすれば、CTRは高くなる可能性があります。
ただし、アフィリエイト広告と違って、Google Adsenseではどんな広告が表示されるかはわからないので、必ずしも効果があるとは言えません。
Google AdsenseでCTRを高める方法を見てきました。
どれも「これをやったらすぐにCTRが上がる」というものではありませんが、そもそも地道にテストしながら改善していくのがCTRです。
CTRの改善は続けていくうちに感覚を掴むことが出来るので、CTRが低いことに悩んでいる方は、細かいところからでも良いので少しずつ試してみてください。